京都教育大学 野外博物館

教育大のグラウンドの西にそびえる メタセコイヤの林は私の最も好きな木です。
きれいなグラウンドを見下ろす様に まるで、大きな 大きな葉脈を並べて立てた様な美しさ、 すっくと天に向かって居るたたずまいは、凄く自身のあるスタイルです。

冬枯れの今の時期でも、その雄姿は見ものです。この植物は、生きている化石と呼ばれています。90万年前に絶滅しましたが、中国四川省に生存していることがわかりました。
この木は戦後アメリカ経由でやってきたそうです。

植物は人間の寿命には比べ物にならないくらい、永く ながーく 美しいその姿を生存しているのは、羨ましい限りです。
季節が変われば、又美しさも変わります。

私は10年位前から 朝練習にグラウンドを使わして貰っていますが、メタセコニヤの
姿を見上げながら、私もホームを崩さず、何時までも、綺麗に走りたいと、努力しています。(速さは関係なく?)

大学住所 
〒612-8522 京都市伏見区藤森町1番地

取材 伏見探検隊 林 幸枝