稲荷山めぐり1


今回は稲荷山巡りを4回に分けて紹介したいと思います。第1回目は参道から
奥の院まで、第2回目は奥の院から御前谷まで、第3回目は御前谷から1ノ峯へ
第4回目は裏山の風景と行者滝をレポートしたいと思います。

第1回目の参道から奥の院までは観光に来られる人々はよ行かれるところです。
まずJR稲荷駅を降りてすぐにある参道が表参道で本殿に向かって
真っすぐ伸びています。
京阪稲荷駅より約3分で辿り着くのは裏参道です
裏参道にはお土産屋さんや食べ物屋さん神具店等が並び祭礼時、
1日、15日には露店も並びます。
食べ物屋さんには稲荷名物すずめの焼き鳥が少しグロテスクですが
ならべられています。

すずめの焼き鳥が稲荷の名物に成った由来は、
お稲荷さんは元々国の安穏を願い五穀豊穣の神様なので、
スズメは稲を食べる外敵でそれを食べて敵討ちをするといわれています。

稲荷寿司、うどんや、その他食事も出来ますので帰りに寄られて
すずめの焼き鳥など食べられて

又お土産には生八つ橋や八つ橋その他京都土産が有りますが
稲荷だけしかないお土産があります。
それは狐の面の煎餅と稲荷煎餅伏見人形です。
運が良ければ店先でせんべいを焼いている所を見物出来ます。
土産物は帰りとして参道を進むと朱塗りの楼門へ、
楼門を潜り右手に回ると学問の神様荷田東丸を祭神とした、
東丸神社と荷田東丸旧邸があります。

この神社は稲荷大社の敷地内に有りながら稲荷大社に属さず独自の神社です。
小さなお社ですが、お社の塀には祈願をした絵馬や、千羽鶴等が奉納されています。
東丸神社の横の路地を行くと以前紹介したぬりこべ地蔵、深草墓苑、石峰寺、
等々へ通じています。
東丸神社の前の舞台を回って本殿へ、本殿の右には重厚な神楽殿があります。
1日何度か神楽の奉納があり、雅楽の優美な演奏と共に巫女さんによる

神楽の奉納風景が見ることができます残念ながら
神楽奉納時は撮影禁止との事で神楽奉納風景は撮影できませんでした。
本殿を右手に行くと奥の院への参道への階段がありそれを進んでいきます。
階段の中間少し広くなっている所にっ神馬が祀られその横に
稲荷山巡拝の会地図があるので参考に。
階段を上り切ると千本鳥居前の鳥居を潜りすすむと千本鳥居入り口に着きます、
写真の右側に横に抜ける道がありますここからもぬりこべ地蔵、深草墓苑石峰寺、
等々へ通じています。

この入り口の左側に広場が有りますが子供のころここでよく
ソフトボールをして遊んだものです現在は球技禁止となっていますので
昔のように子供の歓声などが聞かれないのが寂しいです。
千本鳥居までに右側に2箇所横へ抜ける道があります。

ここからもぬりこべ地蔵、等へ通じていますので、稲荷大社からの
ハイキングをされる方は奥の院へお参りの後この道を通り行かれると良いでしょう。
千本鳥居は右側と左側とが有りますがどちらを通っても奥の院には通じています。
途中右の鳥居と左の鳥居の間に大きな樫木があり
昔はカブトムシ、クワガタムシ、ブンブン、
など虫取りをしたものですが今でもとれるかな?

千本鳥居のトンネル内は少し曲がっているので何処まで続くのかなと考えるかな?
子供たちは一生けんめい鳥居の本数を数えている風景を見ることもできるかな?
千本鳥居のトンネルを抜けるとそこは奥の院だった。
奥の院の右側を回るとおもかる石があります。

灯篭の前で願い事を祈念し石灯籠の空輪(頭)を持ち上げその時感じる重さが
自分が予想していたより軽ければ願いが叶い重ければ叶わないとされています。

奥の院をお参りしていよいよ稲荷山巡拝の始まりとなりますがそれは次回
第2回稲荷山巡り奥の院から御前谷として紹介します。
取材 伏見探検隊 野洲孝雄