稲荷山巡り2

(お山への入り口)

(熊鷹社手前階段) (熊鷹社) (熊鷹社お塚群)
稲荷山巡り前回の稲荷山巡りに続きをレポートします。
前回の最後奥の院の左手を進むといよいよお山へと進みます
鳥居を進み三差路に出、左は本殿へ、右はお山へと進みます
石畳の道を進むと階段に突き当たりいいよいよこれから先階段との格闘へとなりますいざ覚悟!!
階段を登りきると正面に池があり。稲荷山の中腹の熊鷹池です。
右手に行くとお塚群があります。これから先もこのようなお塚群が多く有ります。
このお塚は個人、会社、講中、などが信仰する神様をお祭りしたものです。
何々大神と言う文字が彫られたお塚群ですのでお塚に掘られた文字を見て歩いてみては?
左へと進みお山へ、左に曲がるとすぐ熊鷹社が有り百匁蝋燭が献灯されておりその太さに驚きます。
この蝋燭も信者の方が献灯されたものです。
(熊鷹池) (熊鷹社から三ッ辻へ) (三ツ辻表識) (三ツ辻からお山へ)
熊鷹社の裏に広がる池には鯉がゆうゆうと泳いで居るのでこれを見ながら
これからの階段との格闘に備えて一休みもよいでしょう。
又鳥居を潜り階段を上っていくと突き当たり三差路に出ますこれが三ツ辻と言い
ひだりは下りで本殿へ,このみちは第3回目で紹介します。
左へ折れて四辻を目指してレツラゴー。
(三徳大社前手水鉢) (四辻手前からの展望) (四辻の茶店が見えた!) (四辻からの展望)
三ツ辻をすこし登ると三徳大神社の前に苔むした龍の口から水が流れ出ている手水鉢があり
それを眺めてすぐ又鳥居のトンネルの階段を上ると伏見方面が眺められる場所に出ます
ここまで来ると四辻までの9割まで登ってきました。
ここで風景を見ながら一服するのも良し、あと3~4分我慢して四辻まで一気に登るか?
いよいよ茶店が見え四辻に到着。太ってる私には汗だくで息も上がりヒィ~ヒ~です
ここで伏見方面の景色が一面に開け遠くは天王山が望めます。
第二回稲荷山巡り目的地まであと3分ほどですが
一巡するにはまだまだ登り道があるのでここで十分休養を。
四辻で休憩中の外人さん) (四辻の表識) (右回り道) (東福寺、泉涌寺への道)
この日も外人さんも登ってこられていました。
四辻とは本殿からの道、ますぐは一ノ峰へ左回り御前谷を経て一ノ峰へ、
右は右回り三の峰を経て一ノ峰へ、
左は荒神峰へ、階段の横の白龍道の方へ行くと東福寺、泉涌寺へ抜けられます。
(菖蒲群) (眼力大社前手洗い場) (御前谷前狛犬)
これから御前谷までは下りの石畳になっており月頃登ると鳥居の両脇に菖蒲が植えられており
少しほっとします
御前谷少し手前の眼力大神社、石宮大神社の前に狐の口から水の出ている手洗い場があります。
稲荷山の内でここだけにある物です。
いよいよ御前谷です。
御前谷の名前の由来は稲荷大神がお鎮まりになった時御饗殿(みあへどの)竃殿(かまどの)があり
山上三ヶ峰の神々に神饌(しんせん)を供進した場所でお山の中心霊蹟で由来もここからきている。
毎日、朝(9時)夕(4時)にお山の神々に御日供をされています。
御前谷に登る階段前に狛犬が有りますが稲荷山では珍しいものです。
(祈祷殿) (祈祷殿周りのお塚群)
階段を登った所に祈祷殿があります。
祈祷殿の周りには多くのお塚群があります。
この場所で毎年1月5日の大山祭は素焼きの耳土器に中汲酒を盛りこれを祈祷殿の後ろにある
御饌石(みけいし)と称する霊石の上に供えて祭典がおこなわれます。
以前はこの祭典の際耳土器が撒かれこれを皆が競って拾ったといゆう行事が有りましたが
今ではこの日に、この下の奉拝所にて授与されるようになりました。
御前谷の前の道からも川沿いに東福寺方面へ出ることができます。
これで稲荷山巡り回目を終わります。
いよいよ稲荷山巡り3回目一ノ峰→二ノ峰→三ノ峰→四ツ辻へ向かいます。
(御前谷を経て一ノ峰へ) 伏見探検隊 野洲 孝夫