稲荷山巡りⅢ

(御前谷から1ノ峰へ) (薬力社) (薬力社前茶店) (薬力社お滝)
いよい稲荷山巡り3回目なります。
御前谷から一ノ峰二ノ峰、三ノ峰を経て四辻に戻り本殿までの行程です。
御前谷から又階段を登りきり少し平坦な石畳を進むと薬力社に辿りつきます。
薬力社には行場のお滝があります。
行場のお滝は稲荷山の裏側に多く有り表側にはこのお滝だけです。
(薬力社から長者社へ) 【劔石(長者社)】 (劔石前手洗い場) (長者社から1ノ峰へ)
少し階段の無い石畳かと思へば又石段です。
長者社へ向かう石段上り口左側に小道が有りますがこの小道は山科へ続く道です。
私も10年程前に2度山科まで行ったことが有りますがそれは寂しい1本道で誰とも逢わず
山の中をただひとり歩くのは心細く風の音にもびくつきながら黙々と歩いたものです。
辿り着いたのは大石蔵之助が住んでいた旧居跡で
この辺から少し人と逢う事ができたのを思い出します。
さらに進むと大石神社へと辿り着きます。
わき道の話はこれ程にして鳥の鳴き声と蝉の声に励まされ階段を登りきり曲がった所に
劔石と呼ばれる長者社にたどりつきます。
劔石前には劔の下より水が出ている手洗い場があります。
ここまで来るとの一ノ峰まで8割来ました。
(いよいよ一ノ峰へ) 一ノ峰への急階段 (裏山への道) 【上の社(一ノ峰)】
長者社を後にして石畳を進むと一ノ峰への階段の前に辿り着き最後の階段登りの前に一休み。
蝉の声を聞きながら涼風に吹かれての一休み汗も少し引いたので出発。
この階段何段あるのかな?  子供心に帰って1段2段とかぞえてみました。
急階段数203段登りきった所で息も絶え絶えもうすこし、
203の階段を登り切った左側に裏山への道が有ります
裏山の散策は4回目に紹介することにして先に進むこととします。
少し石畳の後45段の階段を登るといよいよ稲荷山の頂上一ノ峰(上の社)に到着です。
 アーア疲れた。 太った私は汗だく額からは滝のような汗です足はガクガク
周りは木が多く京都市内の景色が見え無いのが残念です。
お参りを済ませ一休み。 自販機のジュースは少し高いでしたがここまで荷物を持て来られる
苦労を考えればそれも良しとしょう。  しかし下で飲むジュースと少し味が違うような?甘露甘露
(一の峰~三の峰へ) 【中之社(二ノ峰)】 (間ノ峰) 【下の社(三ノ峰)】
一ノ峰を後にしていよいよ下山です後は本殿まで下りばかりです。
一ノ峰からの急階段を下り中ノ社(二の峰)へ、階段が急なので足元に注意しながらの下山です。
中ノ社(ニノ峰)、間の峰、下の社(三ノ峰)、の各お社にお参りし四辻へ
(三ツ辻) (小さな神社群) (荒木神社)
登りには熊鷹社の方からきましたので真っすぐに本殿まで下ります。
三ツ辻より少し下ると小さな神社群に出会います。
この神社群を下ると少し大きな荒木神社があり,境内には不動明王などがまつられています。
(中国のお寺かな?) (釈迦如来像) (観世音菩薩像) (鬼子母観音像)
荒木神社を下っていくと少し雰囲気が変わってきます。
俗に言う新興宗教の建物や仏像などが祭られており見て歩くのもいいかもね?
(豊受大神像) (お産場神社) (お産場池の鯉と亀) (お産場池)
いよいよ下までおりてきました。下ってきた所はお産場と呼ばれお産場稲荷が有り
お山詣りの最後のお塚です。
お山を巡拝して祈願した「願い事」が「生れる場」として昔から多くの人が参拝されています
又こんもりとした大地の土穴が12箇所あり昔ここで「神の使い」である狐が子を産み慈しみ
安らかに育ってて居たのでこの「狐穴」に祈願すると「安産」出来ると伝えられています。
お産場神社前を左へ折れるとお産場池が有り池には大きな鯉や亀スッポンなどがおり
この池のまえの茶店で鯉の餌を買って鯉が餌を食べる姿などを楽しみながら最後の
一休みをされるのも良いでしょう。
これで稲荷山巡拝は終わりました。
次回は稲荷山裏側の行場であるお滝めぐりと風景等を紹介します。

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取材 伏見探検隊 野洲孝夫